英語音痴の部屋

英語習得魔導書 第1章1項 日本語と英語の違い(語順編その1)

ようこそ英語音痴の部屋1ページ目へ!

 

これから1ページ1話1課題ですすめていきたいと思います。

 

私のような英語音痴はいっぺんにあれこれ言われるとパニクるのでいちいち面倒ではございましょうが、少しずつ進めていこうと思います。

 

記念すべき第1話は「日本語と英語の違い」についてです。

 

言語はコミュニケーションの道具

学校の授業として科目設定されているから「英語はお勉強」という認識なんだと思います。

 

しかし、そもそもそれが間違いのもとだと私は気づきました。

 

私たちが普通に話す日本語の文法なんて日本に住んでいれば習わなくても全然会話できるし、意味も理解できますよね。

 

英語圏で暮らす外国人だって文法習わなくたって全然会話できるし、意味も理解できますよね。

 

英語でも日本語でも、言語というのは人々が会話や意思を伝えるための道具(コミュニケーションツール)だという観点がごっそり抜け落ちていると感じます。

 

学校のお勉強として英語を習うからコミュニケーションツールだということを忘れてしまっているのだと思います。

 

極論ですが、英語は単純にコミュニケーションツールなんだからめんどくさい文法や熟語なんか無視してもいいと私は思います。

 

日本語と英語の文法が決定的に違う点

 

日本語と英語の文法の違いだぁ?

 

そんなもん違うにきまってるだろ!

 

そんな当たり前のこと言とると耳の穴から手突っ込んで奥歯ガタガタいわしたんぞ!

 

まぁまぁちょいとお待ちになってくんなまし。

 

私たちは普段無意識に日本語を話すので文法なんか全く考えていません。

 

だけど、日本語にも英語と同じように文法はありますよ、一応。

 

例えば

「上司が無能で腹たつわー」

では

「上司が」が主語

「無能で」が修飾語

「腹立つわー」が述語です。

 

修飾語とか述語なんか初めて聞いたという人もいるかもしれませんね。

そして、ここからが日本語マジック!

日本語は語順が変わっても全然通じるのです。

 

「腹たつわー無能で上司が」

ですが、文法上の品詞(主語とか述語)は変更されません。

 

なのでこの語順でも文法の並び順は

「腹立つわー」が述語

「無能で」が修飾語

「上司が」が主語になります。

 

要は、日本語は文法の語順なんか関係なく単語を並べ変えても意味が通じます。

 

では英語は?

 

英語の授業で「文型」って習いましたよね?覚えていますか?

 

 

第一文型 主語+動詞(S+V)

第二文型 主語+動詞+補語(S+V+C)

第三文型 主語+動詞+目的語(S+V+O)

第四文型 主語+動詞+目的語+目的語(S+V+O+O)

第五文型 主語+動詞+目的語+補語(S+V+O+C)

 

 

このように英語は語順が決まっていて絶対に守らなければならないという点が日本語と全く違います。

 

英語は語順がすべて!

 

日本語は語順を変えても言いたいことの内容が変わることはないしだいたい意味は通じます。

でも英語は語順を変えてしまうととんでもないことになってしまいます。

 

例えば日本語で以下のように表現したとします。

(私)菅田将暉好き。 / (主語)+修飾語+述語

 

(日本語ではそもそも「私は」のような主語は省略されることが多いです)

 

これを英語にすると

I lile Masaki Suda. / 主語+動詞+目的語(S+V+Oの第三文型)

になりますね。

(目的語ってなんぞ?と思いますが、それについては次回以降ご説明します)

 

では、日本語の「(私は)菅田将暉が好き。」の語順を変えてみましょう。

「好き、菅田将暉(私)」 / 述語+修飾語+(主語)

 

もちろん意味が通じますよね?

 

この日本語の語順のまま無理やり英語にしてみると

 

Like Masaki Suda I. / 動詞+目的語+主語

になります。

 

あれ?

さっき英語は絶対に絶対に文型通りにしないとダメって言いましたよね?

 

この英語の文章は全く意味が通じませんが、これを無理やり日本語に翻訳するとこうなってしまいます。

好き菅田将暉わたし

さすがに日本語の語順がどうでもいいって言ってもこれでは日本人もイミフですよね?

 

そしてお気づきの方もいらっしゃるかとおもいますが、赤字にしてある「は」と「が」の場所が大きなヒントになっています。(単語の後ろのそれ単体では意味がない1語を「助詞」と言います)

 

文章の中で「XX」となる語句はだいたい主語です。

そして、「XX」となる語句は修飾語(目的語)になります。

 

英語では「XX」が主語として文章の最初に配置され、次に動詞(日本語の述語)が配置されて最後に「XX」の目的語(日本語の修飾語)が配置されます。

 

そしてここが今日のポイント!

英語では日本語の助詞にあたる「」とか「」の場所を絶対に変えてはダメ!

 

英語は「は」の位置と「が」の位置を変えると意味が変わってしまうので絶対に動かせません。

 

英語の「は」「が」などは、語順がその役割を果たしているのです!

 

 

今回のまとめ

 

「日本語と英語の違い」まとめ

1、日本語は語順を変えても意味が通じる
2、英語は語順を変えると意味が通じなくなる
よって、英語は語順が大事

 

初回はこのくらいで終わりにして、次回はもう少し長い文章で解説したいと思います。

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