ミュージカルって苦手・・・
なんで歌いながらセリフ言うの?
普通にセリフ読んで演技すればいい作品なのに・・・
タモリさんのミュージカル嫌いのように、突然歌うとか意味わからない!というミュージカル嫌いの方が多くいらしゃります。
私も重度のミュージカル嫌いでしたが、軽いものから観ていったら案外大丈夫になっていって、結構ハードな「レミゼラブル(2012)」も観ることができるようになりました。
ぶっちゃけミュージカルなんか観なくてもいいとは思いますが、映画好きなのにミュージカル観ないなんてナルトが入っていないラーメン、ピクルスの入っていないハンバーガー、ジャガイモの入っていないカレーのようなもので・・・
ナルトも、ピクルスも、ジャガイモも入ってなくてもいいし、むしろいらない!って方もいらっしゃりますが、それはそれで・・・
まあ結局とりあえず観てから判断しようぜ!ということで、私がオススメするミュージカル嫌いーを克服できる作品6つをご紹介いたします。
順番にみるとミュージカル嫌いが緩和されるかも
まずは初級編から
『おもひでぽろぽろ』
ジブリ好きならご存知の作品ですが、宮崎アニメではないので観たことない方も結構いらっしゃるようです。
テレビ放送される時も視聴率が近年は比較的低い傾向にあります。
そもそも『おもひでぽろぽろ』がミュージカルなのか?と思われる方もあるとは思いますが、セリフの途中でいきなり歌が入るし、歌いながら演技もされているという点で、私はミュージカルとみていいと思います。
重度のミュージカル嫌いであり重度のジブリアニメ好きな私にとって『おもひでぽろぽろ』は結構観るのが辛い作品でした。
ただ、歌の裏に隠されたメッセージや楽曲そのものの良さなどに視点を置くことでミュージカルアレルギーを改善するいいきっかけとなりました。
青春群像劇ミュージカルを演ろう
『こころが叫びたがってるんだ』
テレビアニメ「あの日みた花の名前を僕たちはまだ知らない」の製作スタッフが贈る青春群像劇。
ミュージカルを地域の出し物で演じることとなる後半以外は普通のセリフだけです。
「歌にすることで感情表現ができる」というセリフが妙に説得力ありました。
ミュージカルで使用されるメイン楽曲はアサヒ黒ラベルのCMでおなじみのあの曲です。
いろんな意味でハードルが上がる
『マクロスシリーズ』
アニメ好きでもさらにその一部でしか支持されない名作シリースですが、アニメでがっつりミュージカル作品を作ったことはすごいことだと思います。
マクロスシリーズは7作品ありますが、中でも「マクロスフロンティア」はコピーバンドブームを数多く産んだことで反響が大きかったと思います。
しかし、一番ミュージカル色が強い作品は「マクロス7」ではないでしょうか?
子供向けとして日曜日の朝に放送されていましたが、内容的にも過去作品の連続性的にも子供向けとは思えませんが日曜日の朝からミュージカルアニメを放送していたには今となってはすごい判断だと思います。
症状が改善されてきたら観てほしい世界的大ヒット
『ラ・ラ・ランド』
この映画で初めてミュージカルを観た!という方も少なくないと思います。
歌よりダンスや衣装に目が行くことで比較的ミュージカル感が希釈されていると思いました。
作品を通したストーリーもありきたりであはあるけど感動的に仕上がっていて、純粋に楽しめると思いました。
色使いや照明などのこだわりも見所で、オープニングのダンスシーンは圧巻です。
上級編、家族と戦争をテーマにした
『サウンド・オブ・ミュージック』
1965年の作品なので映像はよくないし、ストーリー背景が少々難しいところがありますが、物語自体の展開はよくある戦争物で家族愛をテーマにしているので万人に受け入れられると思います。
歌唱シーンの曲はみなさんも知っているあの曲が使われています。
小学校できっとみんな習った「ドレミの歌」
もともとの歌詞とは違いますが、メロディーは【ドーはドーナツのド】でおなじみの曲です。
次に有名なのが【そうだ京都へ行こう】のCMでおなじみのあの曲です。
ミュージカル嫌いが改善されたかもの目安にもなる不朽の名作
『レ・ミゼラブル 2012』
1862年刊行、ビクトル・ユーゴー著の「レ・ミゼラブル」を元に何度も映画化やドラマ化、舞台化されている名作です。
姉の子供のために1本のパンを盗んだジャン・バルジャンとジャン・バルジャンを一生をかけて追い詰めるジャヴェール警部。
物語は世の中の不条理さと神に対する罪の許しをテーマに描かれています。
シェイクスピアの作品に通じる内容はわかりやすいのに奥深さを感じさせるため、観ている側を作品に引き込んでくれます。
この作品はほぼ普通のセリフがありません。
順番が大切
最初に観る作品によってミュージカル嫌いの度合いがかわります。
ミュージカルを観れるようになるには比較的軽いものから順に観ていくことが大切だと感じました。
あなたも軽いものから観てミュージカル嫌いを克服してみませんか?
書いてある通り、嫌いな物をわざわざ観ようとは思わない。自分は舞台とかも好きじゃないけど、ストーリーをさっさと進めて欲しいのに歌でなかなか進まない。歌が聴きたいんじゃない。歌は別で聴くよ。